ラリサ・ヒョート(Hjorth)

LarissaHjorth

ラリサ=ヒョートはアーティスト兼デジタル民族学者で、RMIT大学、メディア・コミュニケーション学部、ゲーム学科の助教授としても活躍しています。2000年から、ヒョートはアジア太平洋圏における、携帯電話を介しての、ソーシャルネットワークの、そして、ゲーマーのコミュニティの中でのジェンダー・アイデンティティのカスタマイゼーションに関する研究と発表を続けている。こその研究成果については、ヒョート著作の二典、「アジア太平洋圏における携帯メディア」(London: Routledge 2009)と「ゲームとゲーム遊び」(London: Berg, 2010)にてまとめられています。又、ヒョートはRoutledge社出版の「アジア太平洋圏におけるゲーム文化とPlace 」(2009年、ディーン=チャンと共同編集)、「携帯テクノロジー:テレコミュニケーションからメディアへ」(2009年、ジェラード=ゴギンと共同編集)、「iPhoneの研究:文化的テクノロジー・携帯電話コミュニケーションとiPhoneについて」(2012年、ジーン・バージェス、イングリッド・リチャードソンと共同編集)の三典、共同編集しています。

2009年より、ヒョートはオーストラリア研究評議会(ARC)のアジア太平洋圏ディスカバリー・フェローとしてマイケル・アーノルドと共にアジア太平洋圏における近隣性とオンラインのコミュニティ内での役割について研究を進めています。この三年に渡る異文化間のプロジェクトOnline@Asia-Pacificは東京、ソウル、上海、シンガポール、マニラ、メルボルンの六カ所の研究調査を進めています。さらに、ジャック・チウ、バオワ・ジョウ、ディン・ウェイと中国におけるソーシャルメディアと出稼ぎ労働者についての恊働研究調査(2009−2011)を行い、このプロジェクトについては中国南部の研究奨励金を獲得しています。又、オーストラリア研究評議会リンケージ・プロジェクトにより、アジア太平洋圏における公共アート、気候変動と画像メディアの交点に関する研究も行っています。

芸術家としてヒョートは権威のある賞を多数獲得しており、ギョンギ・クリエーション・センターでの滞在制作 (2010)、オーストラリア・カウンシルより新作品作製奨励金を受賞(2006)、オーストラリア・カウンシル東京スタジオでの滞在制作(2000)、秋吉台国際芸術村での滞在制作(2002)、アジアリンク・ソウル・ヴィジュアル・アート・レジデンシー(2005)の他、アジア太平洋圏におけるニューメディアアート活動に関連して助成金を政府や企業から二十以上獲得しています。ヒョートはEAF, CACSA 等の芸術施設で十数の個展を開いており、横浜トリエンナーレ2001で日本の芸術グループ、キャンディ・ファクトリーとの共同展示を含み、五十を超える展覧会に参加し、日本とオーストラリアの雑誌の共同プロジェクトglos (2002)を初めとして、多数の異文化プロジェクトのキュレーターとして活躍しています。2010年にヒョートは個展、Still Mobile、をギョンギ現代美術館で開催しています。

連絡先: larissa.hjorth(AT)rmit.edu.au

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